犬が首輪を嫌がる3つの理由と対処の仕方!首輪選びから装着の注意点

犬の首輪

犬を飼っている方で、首輪を嫌がり困っていませんか?

上手な首輪の選びが分からない!

こんな方の参考になる内容となっています。

 

犬に無理やり首輪を装着しても、嫌がるだけですよね?

ではなぜ、嫌がるのかお答えしていきます。

 

この記事では・・・

  • 首輪を嫌がる3つの理由と対処法
  • 正しい首輪の選び方
  • 首輪の装着の注意点

これらについて解説しています。

首輪は選び方や着け方を間違えてると、予想もしないトラブルや危険な思いをすることもあります!

そんなことが無いように、正しい首輪の選び方も知っておきましょう。

この記事は、今後犬を飼う予定のある方でも参考になる内容となっています!

 

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首輪を嫌がる3つの理由と対処の仕方

犬の首輪

なぜ?犬が首輪を嫌がる3つの理由

①元々は野生動物だった犬は、首が急所だと本能で理解しているために、触られるのを嫌がる犬もいる。

慣れていないために、最初は嫌がる。

③首輪の素材や重さ硬さや幅が合わないなどの理由から、嫌がる場合もある。

首輪を嫌がる理由の多くはこれらになります。

 

嫌がる時の対処の仕方

敵対心や恐怖心から、急所の首を触るのを嫌がります

そんな時は、愛犬の背中側に回り首輪を見せないようにやさしく撫でながら、巻いてあげると受け入れやすくなるものですよ!

トイプードルなどの毛量の多い犬には、正面から着けるより、背中側から着けた方が簡単にできますよ。

他人が犬に触れようとした時などは、必ず頭の上か、身体の横から触れるようにしてください。

正面から触れようとすると、いきなり噛みつく危険もあるので注意しましょう!

 

慣れないうちは嫌がります

基本、犬は首輪が嫌いです!

なので、首輪を巻くときに無理やり押さえつけたり、怒鳴り声を上げたりしてはいけません。

やさしく撫でながらが基本です!(話しかけながらもOKです)

繰り返し着けることで、少しずつ慣れてくるので時間をかけて、焦らずいきましょう。

初めは柔らかい布や、ひもなどを首に巻いて慣らすこともおすすめしています。

 

首輪が合わない

かわいいデザインや、お気に入りの首輪を着けたい気持ちも分かりますが、愛犬に合わない首輪はストレスになるだけです!

なので、愛犬の満足度を優先してあげましょう。

 

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首輪の選び方2つのポイント

犬の首輪

①首輪のサイズ

首輪のサイズはとても重要になります!

小さすぎると、息苦しさからストレスを感じてしまい、大きすぎると外れてしまい迷子や、他人にケガを負わせるなどのトラブルにつながることもあるのです!

なので、サイズ合わせは非常に重要です。

正しい首輪サイズの測り方

①お座りの姿勢で測りますが、できないときは抱きかかえてください。

②犬の首は、下に向かうにつれて少しずつ太くなるので、耳の後ろ(付け根から指2本分)のところに、メジャーまたはヒモを当て測定します。

③ 測定結果から、1本から2本分の余裕を持たせた長さが適したサイズとなります。

余裕を持たせる理由は、このあとの装着の注意点で解説していきます。

 

測定の注意点

犬種により、毛量に差がありますので、できるだけ地肌に密着させて測定するようにしてください。

測定を間違えると、散歩中に首輪が抜けてしまうこともあるので、注意するようにしてください。

 

②首輪の素材選び

素材が愛犬に合わないとストレスになることも!

いくつかある素材と特徴がこちらです。

素材特徴耐久性値段
本革製通気性が良く、劣化しにくい

水に弱く、カビが生えることも

素材は固めで、馴染むのに時間がかかる

高い少し高い
合皮水に強く、汚れにくい弱い普通
ナイロン製軽いモノが多い

静電気が発生することがある

高い安い~普通
金属製重いのがほとんど

被毛が絡まりやすい

サビが出たり、金属アレルギーが出る

高い高い

 

最初に選ぶポイントは、柔らかさを重視してください。

ぐるっと巻いて、少し曲がりクセがでるくらい柔らかいものでいいと思います。

様子を見ながら、重さ・幅・素材を変えていくことになります。

愛犬のお気に入りを見つけてあげることで、ストレスなく首輪を着けてくれるようになります。

 

子犬のうちは、ナイロン製のものをおすすめします。

ナイロン製は、柔らかく留め具が差し込み式のものも多く、首に巻くのが簡単で安価なのに、デザインも豊富なのでおすすめしています。

1歳を過ぎた頃からは、本革製を選ぶようにしていきましょう。

この頃になると、力も付いてきますので、プラスチックなどの留め具では壊れてしまうこともあるからです。

本革製品の首輪は、留め具が金属製になり丈夫ですので、壊れることはほとんどありません。

素材の特徴や耐久性を知り、愛犬に合った首輪を選ぶようにしていきましょう。

 

装着の注意点

犬の首輪

まずは室内で慣らしてから!

散歩前に、購入してある首輪が愛犬に合っているか、室内で試してみることをおすすめします!

なぜなら、体に合ってなく犬が嫌な思いをしてしまうと、歩かなくなることがあるからです。

初めて、首輪を着ける時に嫌がり、暴れたり噛みつくことも考えられますし、装着した時の落ち着き具合も見ておきます。

なので、最初に首輪が合っているか室内での確認が必要となるのです!

 

この時チェックするポイントが2つあります

①首輪と首のあいだに指が「1本から2本」入る隙間があるか?

・締めすぎると、息苦しさを感じてしまったり、摩擦で毛が絡まったりして首輪を嫌がってしまうので、必ず確認するようにしましょう。

・トイプードルなのど、シングルコート(被毛が伸び続ける)犬種は、トリミングでカットすると首輪の長さ調整が必要となることもあるので、注意します。

 

②首輪を持って引っ張った時に、頭から抜けたりしないか?

・事故防止のためにも、必ず確認すようにしましょう。

・散歩中に、スッポリぬけてしまい迷子になったり、他人に迷惑をかけないためにも注意する必要があります。

首輪に少し慣れてきたらリードを付けて、室内散歩で様子をみてみましょう。

 

つけっぱなしは良くないです!

犬の飼い主さんによって、意見は分かれると思います。

首輪を着ける理由として、迷子になった時の迷子札の役目があります。

だからと言って、常につけっぱなしは良くないですよ!

なぜなら長時間つけっぱなしにすると、首の部分が蒸れて、かゆみや皮膚病を起こすことがあるからです。

首輪のあたりを、足で掻いたりしている時は、皮膚が蒸れて炎症を起こしているかもしれませんので、注意しましょう。

また、サイズ選びで大きさや重さが合っていないと、犬にとって大きな負担となるので、ここも注意しましょう。(特に小型犬)

 

これらの理由から、室内で飼育されているなら、散歩の時以外は首輪は着けないようにしてあげましょう。

 

まとめ

首輪を嫌がる理由と対処の仕方から、首輪の選び方まで解説してきました。

首輪を選ぶのは、そんなに簡単ではないし間違った選び方では、愛犬にトラブルや危険があることを分かってもらえたと思います。

みなさんにはこれを機に、愛犬の首輪サイズや素材を見直してみることをおすすめしたいと思います。

記事の中では簡単に触れていますが・・・。

つけっぱなしによる皮膚トラブルは、治療にけっこうな時間とお金がかかりますので、特に注意していきましょう。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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