犬の散歩中に愛犬が・・・
いきなり草を、「むしゃむしゃ」と食べたりしていませんか⁈
私も、2匹のプードル犬を飼っていますが、1匹だけが草を食べてしまいます!
決まって食べるのは「イヌムギ」と言う名前の草で、葉は細長く先の尖った形をしています。
毎度のことですが、食べた後に必ず吐いてます。( ^ω^)
ではなぜ、そこまでして食べるのか?
それにはちゃんとした理由がありました!
なのでみなさんに、詳しく紹介していこうと思います。
また、飼い主さんによっては「危険な草や汚れた草を食べさせたくない!」
という方もいると思うので、安全な草を食べさせる簡単な方法も紹介していきます。
この記事では
- 犬が草を食べる理由と注意点を解説してます。
- 危険!食べてはいけない草や植物と、食べたらどうなるのかを詳しく解説しています。
- 汚れた草を食べさせたくない方に向けて、安全な草を食べさせる方法も紹介しています。
犬はなぜ草を食べるの?
公園や道端に生えている草を愛犬が、「パクパク」「むしゃむしゃ」食べて、驚いている飼い主さんも中にはいらしゃるのではないのでしょうか?
獣医学的には詳しく解明されていない所もあるのですが、何のために犬は草を食べたりするのでしょうか?
今現在、考えられてる理由が5つあるので、順番に紹介していきます。
- 胃腸の調子が悪い
- 無理やり吐こうとする
- 繊維質補給
- ストレスが溜まっている
- ただ単に草が好き
1、胃腸の調子が悪い
多くの犬が、これになるのではないかと思います・・
胃や腸の調子が悪い時に草を食べ、胃を刺激させて調子を整えることが目的だと考えられています。
人間でいう胃腸薬の効果があるようで、草を食べることがあります。
その他にも、胸やけを抑える効果もあるようです。
2、無理やり吐こうとする
異物を飲み込んだりした時でも、草を食べて無理やり吐こうとすることもあります。
多いのが、毛玉を飲み込んだ時です!
毛玉が溜まると、胃腸の調子が悪くなり本能的に草を食べて、無理やり吐こうとします。
一緒にいる飼い主さんでも、誤飲や誤食には気付かないケースもあるので、注意していかなければなりません。
3、繊維質補給
毎日ドッグフードを既定の量あげていても、ビタミンや繊維質が不足していると感じた時に、草を食べることがあります。
この後紹介しますが、無農薬の草なら「おやつ」の代わりとしてあげることで、健康も維持できるのでおすすめしま。
4、ストレスが溜まっている
ストレスから草を食べる時があるという説もあります!
この場合は、ストレスの原因を取り除くと効果があります。
飼い主さんと触れ合いの時間を長くしたり、いつもと違う散歩コースにしたりすることで、ストレスを発散させてあげてください。
おもちゃを使って遊んであげるのも効果ありです。
5、ただ単に草が好き
わが家のプードル犬は多分これです。(笑)
食べた後にいつも吐いてますが、辞められないみたいです。
草を食べること5年になりますが・・・
食べた後でも特に体調に変化は感じられないので、そのまま食べさせています。
そもそも草を食べてもいいの?
胃腸の調子を整えるなど、犬にとってはごく普通のことなのです!
犬は元々肉食系では無く雑食系なので、基本的に完全無農薬の草であれば量を食べても問題はありません。
特に、お腹を壊したりしなければの話ですが・・・
イヌムギは食べてOK!いけない草はなに?
しかしながら、草なら何でも食べて良いわけではありません!
なかには犬にとって毒となる成分を含む草もあり、最悪の場合は死に至るケースもあるので注意が必要です。
好んで食べる草
多くの犬は、細長く先の尖ったイネ科の植物「イヌムギ」を好んで食べます。
その他、スズメノカタビラや猫草(燕麦)なども好んで食べます。
食べてはいけない植物
意外と多くの植物に毒性があるのですが、ここでは公園や道端などで目にすることがある植物をあげますので参考にしてください。
あさがおの種子 | チューリップ | あじさいの葉・つぼみ |
イチョウ(銀杏の実) | キキョウ | アロエ |
スイセン | ツツジ科全般 | ユリ科全般 |
ツツジ科全般は特に危険で、摂取量によっては最悪の場合は死に至るケースもあるので注意が必要となります。
もし危険な草を食べるとどうなる?
嘔吐、下痢、中枢神経麻痺、血圧低下、呼吸困難、けいれんやめまいを起こすことがあり、摂取量によっては最悪の場合は死に至るケースがあります。
もし食べてしまったらどうする?
残念ながら特効薬はありませんので、無理やり吐かせるか排泄されるのを待つ以外に方法はないのです。
吐き出させることが有効ですが、飼い主さんがうまく吐かせられなければ、すぐに動物病院に連れていくようにしましょう!
公園を散歩する飼い主さんは注意して!
知らぬ間に、除草剤を撒いてあることもあるので、気を付けなければいけません!
日ごろから、公園設置の看板や張り紙などをチェックをすることで、愛犬を危険から守ることができます。
危険な草を食べさせないための対策やしつけ方
空腹時に草を食べるようなら、キャベツなどの野菜や自家栽培させた無農薬の草を、おやつに与えるなどが有効な手段となります。
草に近づいたら、かわいそうですがリードを引っ張って食べさせないようにすることで、少しずつ改善されます。
危険な草や汚れた草を食べさせない方法
犬のオシッコや、虫が付いた草などを食べさせるのは嫌では無いですか⁈
そもそも、汚れが付いて無いか確認するのは無理だと思います!
そんな方のために・・・
ホームセンターやペットショップ、ネットなどで、代わりの草となるキットが販売されています!
みなさんは、こんなの見たことありますか?
これは猫草という草で、犬も大好きなのでわが家では栽培して、3日に1回位おやつとしてあげています。
愛犬の、胃腸の調子を整えるために食べさせてあげたい場合は、完全無農薬の草を自家栽培することができるのでおすすめします。
ホームセンターやペットショップで探して見てください。(1箱300円位です)
何が付着しているか分からない、道端や公園などの草を食べさせるよりは、安心できますよ。( ^ω^)
草を食べるのが大好きなワンちゃんのために、室内で育てられる栽培キットに挑戦してみてはいかがでしょうか?
まとめ
犬が草を食べる理由5つを紹介しました。
- 胃腸の調子が悪い
- 無理やり吐こうとする
- 繊維質補給
- ストレスが溜まっている
- ただ単に草が好き
また、食べたら危険な草と食べてしまった時の対処法も紹介してきました!
飼い主さんの参考になったら嬉しいです。
汚れた草を食べさせたくない方には、自家栽培で草を作る方法を紹介しました。
ですが、犬にも草の好みがあるようで、最初から自家栽培した草を食べてくれるとは限りません!
そんな時は、食事前の空腹時に与えることで「むしゃむしゃ」食べてくれます。
少しづつ慣らして、おやつであげたり散歩で汚れた草を食べさないように、持ち歩くことをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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