ペットショップで悲しくも売れ残ったトイプードルはその後どうなる?

売れ残りトイプードル

ペットショップに並ぶワンちゃんたちは、生後日数が半年以上過ぎると悲しくも売れ残ってしまうこともあります。

そんな売れ残ってしまったワンちゃんは、その後どうなるのか疑問を持ったことはありませんか?

 

この記事では、売れ残りのトイプードルのその後の行き先を公開しています。

 

実際に私が愛犬2頭を購入して、今もお付き合いのあるペットショップの店長さんから聞いた事実を、隠さずに詳しく解説して行きます。

 

是非ともこの記事を読んで現実を知ってもらいたいです。

 

本記事の内容

  1. ワンちゃんが売れ残ってしまう理由とは?
  2. 売れ残ったワンちゃんはどうなる?

 

これからペットを迎え入れようと考えている方に、ぜひ読んでほしい記事となっています。

 

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トイプードルが売れ残ってしまう理由とは

子犬

売れる時期は生後2~3ヶ月です

生後半年を過ぎる頃には、子犬のかわいらしさが薄らいで人気が低下してしまうために、売れ残りが出ます。

 

3ヶ月を過ぎると

個性が強く出たり、からだの特徴がハッキリ出てきたりする年齢でもあり、それが懸念され売れ残ることに拍車をかけてしまうことがあります。

 

売れるを前提に

ペットショップは季節ごとに在庫切れしないよう、人気な犬種ほど在庫をたくさん抱えるのですが

見込み違いや人気の変動などにより売れ残りが発生してしまうそうです。

 

その後ペットショップも

大幅値下げをし、ただ同然のような激安価格にすることで、なんとか新しい飼い主が見つかるように努力はするのですが

それでも飼い主が見つからないまま、売れ残ってしまうことがあるそうです。

 

売れ残りのワンちゃんを迎え入れたい方は、こちらの記事がおすすめです。

知らなきゃ損!ペットショップで犬を買う時に値引き交渉するポイント3つ

 

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売れ残ったトイプードルはどうなる?

犬

その後どうなるかは、ペットショップごとにより異なるそうですが・・・

 

一般的なペットショップでは、ブリーダーに返還・売却されたりするといわれています。

 

私の愛犬の購入先のペットショップではボランティア団体と連携して里親探しをお願いしているらしいです。

 

それでも売れ残ると・・・

  1. 他の店舗に移動して販売を試みる。
  2. 店舗の看板犬として飼育をして行く。
  3. 専門業者に依頼し、動物病院の輸血用か、製薬会社の実験用として引き取られる。
  4. 保健所に持ち込まれて殺処分される。
と、店長さんが教えてくれました。

 

一般的なペットショップでは、ブリーダーに返還・売却されたり、実験用の動物を扱う業者に売却されたりするそうですが

すべてのペットショップがそうだとは限らないとのことです。

 

極めて悪質なペットショップでは、売れ残った犬を保健所に持ち込んで殺処分することも⁈

 

2013年に動物愛護法が改正されて以降、都道府県の保健所や動物愛護センターは、悪質な動物取扱業者によるペットの持ち込みを拒否できることになりましたが、店員が個人を装って売れ残った動物を持ち込んでいると言う話も耳にします。

 

持ちこみ禁止となったため、悪徳な「引き取り屋」の存在を増やすことに!!

 

売れ残ったペットを有料で引き取る、「引き取り業者」需要が増すことになりました。

現在のところ、そのような業者によるペットの引き取りは違法ではありませんが、充分な世話をせずに衰弱・死亡させるなど、悪質な業者も存在します。

実際のところ、過去にはブリーダーから大量の犬を引き取った業者が、そのほとんどの犬を死なせてしまい、河原に死骸を遺棄するという悲惨な事件も発生しています。

 

このように、「引き取り屋」によって悲しい運命をたどっている売れ残りの犬たちがいることは、私たちが目を背けてはならない重要な問題です。

 

 いつの日か、殺処分ゼロの日が来ることを心から願っています。

 

まとめ

ペット先進国といわれる欧米諸国では、ペットショップではなく信頼できるブリーダーからペットを迎えたり、保護施設から動物を引き取ったりするのが一般的です。

ペットを「物」ではなく、「パートナー」として考えているこれらの国の感覚を、日本も見習わなくてはなりませ。

 

売れ残りのペットを減らすためには、ペットショップやブリーダーでの購入以外に、動物愛護センターやボランティア団体が開催している譲渡会などから犬を迎えて、里親になることをもっと身近にしていく必要もあるでしょう。

今後ペットを家族に迎え入れる際は、保護施設や里親募集サイトなどを利用することも検討してみてください。

 

売れ残るペットの命にも目を向け、小さな命が犠牲にならないためにできることをこれを機に考えていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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