愛犬の鼻の色が薄くなり、不安に感じている飼い主さんはいませんか?
色が薄くなり、ピンク色に変色したワンちゃんはいませんか?
原因が分からず病気かも?と考えたり悩んだりしていませんか?
実は、愛犬のトイプードルの鼻の色が薄いピンク色になって来たので、もしかして病気?と思い獣医さんに相談したのです。
結果!病気では無く、トイプードルに限らずどんな犬種にでもある症状だと分かり、安心はしたのですが・・・
鼻の色を戻す方法や、色が薄くなる原因を知りたく調べたところ・・・
残念ながら、薄くなった色は取り戻すことはできないことが分かりました。
しかしながら、早くから予防することで変色を抑えられることが分かったのです。
中でも、食事を見直すことでかなりの効果が期待されることが分かりました!
普段みなさんは食事に、ドッグフードを与えていると思いますが・・・
愛犬に合わない食事では、栄養が偏り鼻の色が薄くなることがあるのです!
栄養の偏りを無くすことで、変色を防止することにつながります。
なので、ドッグフードの見直しが必要になってきます。
ではどうやってドッグフードを選べばいいのか?これより詳しく解説していきたいと思います。
併せて、鼻の色が薄くなるのは、4つの原因が考えられることが分かったのでみなさんと共有できればと思います。
みなさんには、早くから予防していただき、愛犬の鼻の色の変色を予防してくださいね!
この記事を読むと…
鼻の色が薄くなる、4つの原因が分かります。
また、ドッグフードの見直しで変色の予防ができることが分かるようになります。
鼻がピンク色になる4つの原因
①病気かも?
よくある代表的な2つの症状を紹介していきます。
スノーノーズ(ウィンターノーズ)
冬の寒い時期になると紫外線が減るために、メラニン色素も減少して鼻の色素が薄くなるのがスノーノーズです。
暖かい時期になり、段々と紫外線の量が増えてくると鼻の色が回復してきますが、完全に濃く戻らないこともあります。
原因がまだはっきりとは分かっていませんが、健康上の問題はありませんので、病気と考える必要はありません。
プラスチック容器皮膚炎
初めて聞く方もいるかと思いますが・・・
プラスチックやゴム製の食器で食べ続けていると、鼻の色が薄くなることがあります。
これは、容器の酸化防止剤に含まれる化学物質に反応するのが原因で起こると考えられています。
獣医師さんに聞いたところ、プラスチック容器皮膚炎での治療法は、プラスチックやゴム製の食器を交換してから、ステロイド剤と抗生物質で治療を行うそうです。
その他、医師の診察が必要となる病気として・・・
- 皮膚型エリテマトーデス
- ぶどう膜皮膚症候群
- 天疱瘡(てんぽうそう)
などがあります!
②遺伝的な問題
子犬の頃は濃かった色が、成長するに従って少しづつ薄くなることは良くあります。
これは、遺伝的にメラニン色素が薄くなりやすいことが考えられます。
特にレッド色は、歳をとるに連れて被毛が変色(退色)して薄くなったり、鼻の色も薄くなったりすることがありますが、健康上の問題は無いとされています!
③加齢によるもの
仕方のないことですが、加齢とともにメラニン色素を作る機能が低下していき、鼻の色が薄くなることがあります。
年齢とともに鼻以外にも、被毛や足の裏の肉球などにも変化が見られる犬もいます。
加齢による場合は、健康上の問題ありませんので安心して下さい。
④栄養不足
胴欠乏症が考えられます!
銅やミネラルが不足するとメラニン色素が作られなくなり、被毛や鼻の色が薄くなることがあります。
しっかり栄養バランスのとれている食事をしていれば起こらないとされています。
もし愛犬の鼻の色が薄くなったり、被毛が薄くなってきたりしたら、食事の見直しが必要になってきます!
ここまで、鼻の色が薄くなる主な原因4つを紹介しましたが、ワンちゃんの体質や遺伝に左右されることが多いことが分かります。
その中でも、メラニン色素が減ることにより鼻の色が薄くなる場合は、栄養不足対策をすることで改善が期待されます。
ピンク色を戻す方法はあるの?
ドッグフードの見直しが効果あり!
先ほどの、栄養不足で説明しているメラニン色素を補う方法として、飼い主さんでもできるのが食事の見直しになります。
特にドッグフードは、種類が豊富にあるので不足している成分を洗い出して食事から変えていくことで、改善の期待が出てきます。
メラニン色素を補う成分として、チロシンという物質がありますが、それを大量に含むことで知られているのが「チーズ」・「大豆」などです。
この他に、赤身魚や肉類も良いとされていますので、これらの成分が多いいドッグフードに変えることで、鼻の色が薄くなることを少なくできます。!
ドッグフード選びの参考記事はこちら
退色予防のドッグフードに必要な原材料と成分!おすすめフード2つ!

ここでの注意!
ドッグフードを変える場合は、時間をかけて少しずつ新しいドッグフードを混ぜていくようにして下さいね。


硬さや、大きさが極端に変わる場合は、一度にすべて取り換へ愛犬にストレスを与えないようにしましょう!
薄くなったものを戻すことはできないですが、子犬の時から予防することで鼻の色や被毛などの変色予防には大変効果的です。

うちの子は、今のフードがお気に入りだから変えたくないんだけど…
そんな時は、犬用サプリメントを検討してみてはいかがでしょうか⁈
参考記事はこちらです↓
犬の退色予防にサプリメントは効果あるの⁈オススメのサプリメント3選!
体内で作ることができない成分を、補うことで効果が期待されます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
鼻の色が薄くなる4つの原因は
- 病気かも?
- 遺伝的な問題
- 加齢によるもの
- 栄養不足
この中で改善が可能となるのが栄養不足によるものになります。
ドッグフードの見直しは、効果があるのかというと、理論上はかなり期待できると思います。
チロシンという物質は、体内で作ることはできないので、ドッグフードなどで補うしかありません!
なので、ドッグフードの見直しは、飼い主さんにおすすめしています。
私は、鼻の色が薄くなる前からドッグフードの見直しをしていればと後悔しているので、みなさんにはそんな後悔が無いことを願うばかりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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